ゲーム基板のROM交換2020年10月28日 23:20

ROM交換
前にZ80の載ったゲーム基板の記事を書きましたが、この基板、どーも調子が悪く
調べたところROM端子とソケットの接触不良と解りました。
思えば昔、頻繁に抜き差ししたり、暴走させて遊んだり(アホ)した為、端子はボロボロ。更に経年変化も手伝って・・・ 当り前ですね。
という事で、ROMを交換する事にしました。

ROMは2708が7個なので容量的には7KB余り。
2764が1つ有れば事足りるので簡単に考えていたのですが、甘かった!
基板の回路を辿って、アドレスの割り当てを調べたら・・・「えっ、そんなぁ」な状態でした!

ROM1~ROM6 は、$0000-17FF と連続しているのですが、
次の番地、$1800-1FFF が、何故かRAMに。そして、
その次の、$2000-23FF が最後のROM7 に割り当てられていました。

この基板、設計当時は2708を6個だけを想定していたのでしょうか?

ここに8KBのROMを載せるには、ROMのアドレス$1800 を$2000とする複雑なロジック回路を組まなければならず、部品の数も増えてしまいます。
そこで、27128を使う事にしました。つまり、ROM7のデータは2000番地に書き込むという訳です。
こうすれば複雑な回路も必要無く、2708用のOE信号7本を利用出来ます。
OE信号7本はANDゲート(7408)で纏めました。ロジックIC1つで済みました。

とりあえず実験段階(下駄ソケット状態)ですが、この方法で無事動いてくれました。

後は、基板上に綺麗に収めれば完成ですが、、それが大変だったりします。

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