懐かしのマイコン SHARP MZ-80K22017年06月17日 21:50

昔は「マイコン」と呼んでいました。
初めて触れたのは中学時代、部活の先生が MZ-80Cを所有していて
触らせてもらいました。
その後、バイトで稼いだお金で買ったのが、このMZ-80K2(中古)です。

品番から分かる様に、CPUは Z80。本家はアメリカのザイログ社。
命令もシンプルで、とても使いやすいCPUでした。
当時はシャープもこのCPUを作っていて、それを搭載していました。

CPUクロックは 2MHz!、メモリは増設してもたった48KB。
「クリーンコンピュータ」という設計で、電源を入れただけでは
何にも出来ません。今でいうとHDDの無いパソコンで
「BIOS画面が表示されるだけ」といった感じでしょうか。
この状態から、当時の記録メディアである「カセットテープ」から
ゲームプログラムやインタープリター(BASIC等)を読み込ませて、
やっと使える様になります。
ちなみに、このカセットを「音」で再生すると こんな感じです。

このマシンで、雑誌に掲載されていたゲームプログラムを、ひたすら
打ち込んで遊んだり、プログラム作りに挑戦してました。
特にベーシックでは簡単なゲームを組んだり、データベースを構築
してました。(大げさ)
でも漢字はおろか、ひらがなすら打てませんでした。(-_-);

音楽も演奏?出来ました。例えば、、
MUSIC"CDEFG" とすると「ドレミファソ」と鳴ります。
ちなみに音長は後の数字で指定します。
MUSIC"C6D3E6C3E5C5E7" とすると・・・「ドレミの歌」です。
単音でしたが、当時は感動したものです。

何をするにも時間のかかった時代。
でも、のーんびりな時代でした。

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