ゲーム基板の修理12023年01月29日 19:38

ゲーム基板
以前ゲーム基板(ワールドインベーダー)の記事を書きましたが
またまた壊れてしまいました。電源入れると画面は縞模様に!
今度は何処が壊れたのか?
ROM周辺とCPUは前回確認しましたが、問題ない様です。
残るは個々のロジックICやSRAM・DRAMとなりますが、数が多い!

信号を片っ端から調べ、ようやく異常な箇所を発見。
この基板、74LS138を使ってROMやRAMのアドレスを割り当てている
のですが、その出力の1つが常時"Lo" になっていました。
信号波形を見ると、非常に不安定です。
そこでこのICを交換したところ、無事に起動しました。

当初、先にあるSRAM uPD2114 を疑いましたが壊れていませんでした。
貴重なSRAMが無事で、安心しました。

壊れた原因は解りませんが、やはり経年変化でしょうか?
前にも同じボード上の、IC 7474 が壊れた事がありました。

何でもそうですが、時の流れには逆らえない。
電子部品も例外なく「劣化する」という事ですね。
悲しいですが。。

SONY TCD-D8の修理2022年11月28日 22:47

SONY TCD-D8 基板
ソニーのポータブルDATレコーダー。
電源入れても「ギーコ、ギコ」とリセット?動作を繰り返すだけ。
小型であるが故にメカ的な故障が多い機種ですが、今回はメカではなく
電源回路の故障でした。

写真の赤枠の下にDC-DCコンバーター回路があるのですが、出力が変でした。
隣にあるコンデンサの液漏れが原因で、回路が壊れた様です。
この回路で、入力電源から4V と8V を作っています。
(ちなみに各端子、正常時の電圧を黄色で記しています)

調べてみると、DCコンバータ内のチップ・トランジスタ?らしき部品が
飛んでいました。この部品、ピン数は5pin、刻印は「101 7C」と詳細は不明。
通常のトランジスタは3pin(4pin)なので、特殊なICなのかも知れません。

という訳で、このコンバーター自体簡単には直せそうもないので、
代替で2つの電圧を作らなければなりません。4V だけなら容易ですが、
8V の昇圧が厄介。しかもこの小スペースに収めるのは至難の業です。

最悪、電池駆動を諦めて、そのスペースに収めるしか無さそうです。

SONY CDP-555ESJ修理2022年03月28日 22:50

CDP-555ESJ
古くなると色々と起こります。
このデッキ、トレーの開閉がうまく出来ず、ベルトかな?と思い交換しました。
しかし症状は直らず、よく見るとトレーが閉まってもモーターは回ったまま?
スイッチやセンサーの故障かと思いきや、またしてもコンデンサーが原因でした。

写真はドライブメカの下にあるサーボ系の基板。
コンデンサの液漏れで基板が腐食し、断線を引き起こしていました。
スルーホール(基板パターンの表裏が繋がる所)が錆びて真っ黒です。
矢印の辺りに数か所発生していました。

中央にあるのが液漏れを起こしていたコンデンサです。
メモリー用に、大容量(1F)コンデンサを積んでいました。
(この機種はディスクごとにタイトル入れたり、音量設定をメモリー出来ました)

この時代のメモリー(SRAM)はバックアップ用の電源が必要で、その為に大容量
コンデンサやニカド電池、リチウム電池などがよく使われていました。
これが厄介者で、古くなると液漏れを起こし周囲の部品を駄目にしてしまいます。

やはり、電池類には注意が必要です!

ちなみにトレー駆動用のベルトですが、メーカー物は特殊なサイズが多いです。
ソニー製品では大抵(φ40、1.6T)の物で賄えます(このサイズしか入手出来ない)

MSP430とジャンクLCD2021年10月24日 20:50

SCLM-P105
今更ですが、TI社のマイコンMSP430 を試してみました。
MSP430 LaunchPad (MSP-EXP430G2) という開発キットで、数年前に購入したもの。
開発環境のCCS (Code Composer Studio)が取っ付き難く、
Lチカしか試していませんでした。
ただ、このマイコンは14ピンDIPと小さく、価格も200円前後、それに低消費電力で、
ちょっとした制御に適していると思います。

今回制御した物は、デジットさんで20円という処分特価で売っていた
「RGBバックライト搭載・7セグ液晶モジュール」SCLM-P105 という物。
カラフル表示で見やすい液晶ですが、特殊表示すぎて何に使おうか?という代物。
とりあえず、ストップウォッチ的な、上段に「時分」、下段に「秒」を表示してみました。
付属資料によると、このモジュールは8ビットパラレル制御ですが、なかなか曲者で
データ数など、きちんと送ってやらないと駄目の様です。
試行錯誤の結果、何とか表示させる事が出来ました。
<ソースはこちら>

ちなみに、資料には載っていない機能が有りました。
・BUSY信号は低クロックなら無視してもOK
・7セグ部にはA~F(小文字も混在)と、Hなど変な文字も表示可能
・バックライトは明るさ2段階とオフ機能がある

余り意味のない機能ですが、16進表示出来るのは良いですね。

東芝 Libretto20の修理2021年07月25日 20:15

Libretto20
このPCも随分と古くなりました。小型(横幅21cm)でWindows95が使えたので
気楽に持ち運んで使っていました。
久しぶりに押入れから出してみました。が、こ、これもビネガーが・・・
真ん中が少しガビガビです。嫌ですねぇ。

電源を入れてみました。入りましたがHDDから異音が・・・ 画面は映りません。
ハードディスクが駄目の様で、外して再度電源を入れるも・・・ 映りません。
予備のハードディスク(OSなし)に交換して、電源を入れると・・・ 映りました!

このPC、かなり曲者で、HDDを認識しないとBIOSすら起動しない様です。
マザーが壊れたと思ってしまいます。東芝製は全部こうなのでしょうか?

メーカー製のPCは、色々と仕掛け? が有りますね。
VAIO何かは内蔵バッテリー(BIOS設定やカレンダー保持用)が切れると、やはり
起動しなくなります。

内蔵バッテリーといえば・・・
古くなると切れて使えなくなるどころか、液漏れを起こす危険性が有ります。
古いPCで、カレンダー保持など必要ない場合は、外すことをお勧めします。

このLibrettoにも有りました(写真、真ん中の緑色の部分)
幸い、バッテリーのコネクタ部分が腐食していただけでした。危ない危ない!

乾電池も含め、電池には気を付けましょう!